債務整理の流れを理解してから弁護士に相談することで、スムースに債務整理の手続きを進めることが出来るようになります。債務整理を実際に利用するときには、弁護士を通して該当する手続きを代行で行ってもらわなくてはいけません。基本的に、債務整理の手段は一つではなく四つの手段があるので手続きをする時にはそれぞれの手段によって全く流れが異なることを知っておかなくてはいけません。特に、民事再生や自己破産を行うときには、単純に手続きを進めるだけではなく本当にその手続きをする事が出来るのかどうかの審査もありますので、必要な書類やそれに伴う理由に関しては事前に準備しておく必要があります。
整理の流れに関してはまず裁判所を通すときには裁判所に対して書類を提出します。通さない場合には当人同士の契約の更改だけで手続きが終わるので、依頼人本人は何もしなくても構いません。弁護士が複数の会社に対して任意整理をする旨の通知と資料を送ります。民事再生や自己破産の場合には裁判所に対して手続きを申請してから時間を要することがあります。
仮に、会社を経営している場合には会社に本当に返済することが可能な資金が無いのかなども調べられることになりますし、保証人がついていないかも確認しなくてはいけません。個人の破産や会社の破産に関しては手続きが異なりますが、基本的に同時に進めていくことが普通なのできちんとこの点に関しても知っておく必要があります。